答えは、クラス運営のヒントが満載だからです。
基本的に、「子育て」=「クラス運営」と言い切れます。(対象とする人数の違いはありますが!)
以下は、目次ですが、これから両者の関係性が浮かび上がってくるでしょうか?
魔法のことば1: 理解しよう
魔法のことば2: 終わりから考える
魔法のことば3: 一輪走行を選ぶ ~自立した子どもを育てる
魔法のことば4: された質問に答える ~子どもにすべて言いたい衝動を抑える
魔法のことば5: 空腹、怒り、寂しさ、疲れ ~基本的欲求を満たすための世話をする
魔法のことば6: 価値は過程のなかにある ~考える時間を確保する
魔法のことば7: 正直は信頼に含まれる ~子どもとの関係を築く
魔法のことば8: 決めたことは変えない ~一度言ったら、それを貫く
魔法のことば9: 今の世界は大きく変わった ~大切なことを集めたうえで選定し、周りの雑音は遮断する
魔法のことば10 直感は原則に勝る ~たとえみんなに「そうするな」と言われても、自分自身を信じる
見えやすくするために、解説を加えていきます。
魔法のことば1の「理解しよう」は、すべての鍵です。これがないと、すべてがうまくいきませんから。ここでは「子育てノート」を付けることが提案されていますが、教室や学校レベルでも同じです。あと2~3か月のうちに出版される『学校をハックする』(ハック10)と『生徒指導をハックする』(ハック9)に、その教室や学校版については詳しく紹介されています。
魔法のことば2は、『生徒指導をハックする』のハック2「『ルール』を『期待』に置き換える」と言い換えられます。実現したい特性(期待)のリストは、生徒たちと一緒につくり出したり、取り組む際には仲間やサポートグループを見つけたりしてください。
魔法のことば3は、自立するためのスキルを身につけてもらうことです。具体的には、見たいこと(目指すべきことを明らかにし)と実際に何回見たかというシンプルな方法で可能です。これは、成長マインドセットを培うことに役立ちます。
魔法のことば4~6は飛ばします(その重要性が低いからではなく、自明だと思うからです)。
魔法のことば7と8は、一緒に扱います。子どもを理解し、関係が深まると、信頼も深まります。(「親は、子どもが正直であることからはじまり、親が子どもを信用することで終わるというサイクルを思い浮かべていますが、実勢はその逆なのです。子どもは、信用されていると感じると正直になり始めるのです。つまり、すべては親からはじまるということです」(117~118ページ)は、教師と生徒にそのまま置き換えられます!)そして、同じことを繰り返したり、言っていることを変えたりするのは、関係づくりに役立ちません! そのためには、「あなたの要求をはっきりと言葉にすることを学ぶ」「言ったことを子どもに繰り返させる」「子どもが行動するまで待つ」「ありがとう、と言う」流れが効果的です。
魔法のことば9と10は省きますが、クラス運営との関連を見いだされた方は、ぜひpro.workshop@gmail.comへ教えてください。
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