2023年5月27日土曜日

生徒を知る

 生徒理解とよく言いますが、これは教師にとって一番大切にしなければならないものだと思います。そのためには、日々の学校生活を漫然と過ごしていては決してうまくいかないものです。日常的な観察と一定の方法が必要です。

前回取り上げた『「居場所」のある学級・学校づくり』(新評論・2022)でも第2章「居場所は信頼関係で育まれる」において、「方法10・生徒を知る」ための具体的な方法を示しています。

「毎朝の挨拶」「未完成の文章」一対一のミーティング」などがそれです。「未完成の文章」とは、「私は、先生が〇〇〇をしているときは好きじゃありません。」「私の学校での最高の経験は〇〇〇です。」のように、〇〇〇のところを生徒に記入させて、生徒について知るための手がかりを得るというものです。あいさつのしかた一つをとっても、生徒の特徴をつかむことができるわけです。

「一対一のミーティング」も大切な活動です。今は学校生活が非常に過密で、なかなかゆっくりとしゃべる時間も取れないのが現実だと思います。以前、あるところで知り合いになった先生は、週に1回はクラスの生徒全員と言葉を交わす機会をつくっていると話されていました。自分で決めて、意識してやらないと決して実現しないことです。 

また、同書の「方法16(92ページ)では、「生徒をよく観察する」を取り上げています。「こっそり観察」「静かな承認」「文書による承認」と、さまざまな方法で生徒をよく知り、それをもとにして生徒にフィードバックをしていきます。「文書による承認」はメールによる家族への連絡も含まれます。学級通信・学級だよりを発行している担任の先生も多いと思いますが、それもこの範疇に入るものです。

私もかつて中学校で担任をしているときに、毎日その日の夜に、一日をふり返って、生徒の行動や気づいたことをノートに記入していました。それをもとに、学級だよりの原稿を書きました。この「ノートに記入する」は、今ではスマホにメモするとか、ディジタルで簡単にでき、しかもそれをもとに編集することも容易です。使わない手はありません。 

観察と言えば、朝の学級の時間に「健康観察」を多くの学校で行っていると思います。

今でもこの「健康観察」で思い出すのは、中学2年生を担任していたときのことです。

ある朝、健康観察をしていると、いつも快活な笑顔で明るい性格のAさんがとても深刻な顔をして、気持ちも落ち込んでいるようでした。私は、廊下にAさんを呼んで「何かあったの?」と聞きました。すると、Aさんは突然泣き顔になったので、私は立ち話で済む状態ではないと思い、相談室ですぐにその続きを聞きました。すると、大好きな姉が昨晩家出をしていまい、それで大変心配しているとのことでした。そのときに私に何かをすることができたわけではないのですが、それ以降Aさんは私のことを大変信頼してくれるようになり、学級活動の先頭に立って活躍しました。そのことがきっかけとなり、それまで以上に生徒を観察することを学級経営の柱の一つとするようになりました。もっとも、うまくいったことばかりではありません。「あのとき、もっとこうしていたら・・・」という自責の念に駆られたことも数えきれないほどありました。だからこそ「もっと学びたい」という思いが、さまざまな学びの機会へ自ら飛び込んでいく原動力になったことも事実です。 

そもそも生徒を観察するためには、教師が主人公の授業を続けていては観察する余裕もありません。生徒が主役の授業を行うことで、教師は生徒の間をまわって、一人ひとりをよく見ることができるのです。教師が一人で頑張る授業から転換する必要があることは、このようなことからも求められているわけです。「生徒を知る」「生徒を観察する」ことの大切さを今一度見直してみたいと思います。

2023年5月21日日曜日

スポーツ・インストラクターのプロフェッショナリズム

スポーツジムに通い始めて10年近くになります。やっているのは、FightDo(ファイドー)という格闘技系のエクササイズのみです。音楽に合わせて、パンチ、キックを繰り出す。それだけです。運動の強度やリズムが、合ったのでしょうか、すぐに脱落するだろうと思っていましたが、予想を超えて続いています。人間ドックの結果も、毎年改善を続けていて、今では要注意マークがほぼなくなりました。

自分の健康面だけでなく、当初から感じていたのは、インストラクターのプロフェッショナリズムでした。もちろん、会員数の維持のために、営業的な面が見えないわけではないですが、以前から、その姿勢には大いに学ぶことがありました。

例えば、単純なことなのですが、レッスン終了後に、必ず出口に待機していて、参加者一人ひとりに声をかけてくれます。彼ら、彼女らにとっては、当然のことなのでしょうが、我々は教室で、そのような姿勢をもっていただろうかと、自問することになりました。マリリー・スプレンガーさんの『感情と社会性を育む学び(SEL) ー子どもの、今と将来が変わる』には、教師と生徒の関係を築くために「教室の入口で生徒に挨拶をする」や「朝の挨拶と帰りの挨拶」(p.16-19)をしようというアイデアが紹介されています。★1

ジムの方針として、基本的に全員が実行しようという約束事はあるようですが、レッスンの質そのものは、インストラクターによって様々です。経験あるインストラクターと新人インストラクターの比較も、私にとっては、興味深い学びの対象でした。

昨日、6年前に県外に転勤していたインストラクターが、ジムのマネージャーになって帰ってきました。昨夜、久しぶりの登場ということで、顔見せで、若手インストラクターのレッスンの一部を担当したのです。

プロのインストラクターの圧巻の指導を実感できました。どこが若手インストラクターと違っていたのでしょうか。

1 負荷をかけるタイミングが絶妙

「ここはちょっとしんどいぞ!」と思い始めると、そのタイミングで、ほんの少し負荷を上げる働きかけをするのです。「さあ、ここで手を後1センチ伸ばして!」といったアドバイスがくるのです。そこが絶妙なので、心拍数も維持され、さらには、少し上がり、汗も気持ちよくかける。一方で、新米インストラクターは、ただただ決まった動きをくり返すだけで精一杯という感じでした。

よく参加者を観察しているし、見極める力(評価)が抜群なんだと思いました。

2 説明が簡潔

若い新人インストラクターの順番になりました。彼は長々と説明していると、「全部説明するの!さあ、いきましょう」と静止して、曲を流し始めてしまいました。ちょっと強引な感じでしたが、参加者のことを思って、我慢できなかったのではないかと思います。実際、説明を聞いていた我々は、心拍数が落ち、汗もひき始めていました。参加者が、そう感じ始めたタイミングでの声がけだったと思います。

自分の動きに自信のない人は、やたら長々と説明します。プロのインストラクターは、モデルを示しながら、ポイントをずばり一言で言える、そのような傾向があると思いました。


3 やっていることの意味を説明し、理解させている

後半、参加者も汗だく、大いに盛り上がっているタイミングで、「わたしは、どんどんあおってますけど、故障がある人や自信のない方は、自分のペース良いのですよ。あおって、みなさんを乗せるのが私の仕事なのですから」と言いました。タイミングよく、全員が気合が入るように「あおってくる」のです。乗せるのがうまいとでもいうのでしょうか。

ただ、単に「あおっている」ではなく、そうすることで、多くの参加者が、集中し、夢中になれる。最大のパフォーマンスを発揮できる。そのために、「あおっている」のだと。参加者の「気持ちが乗るかどうか」は大きな要素なのですから。新人インストラクターは、大きな声を出したり、盛り上げようと努めてはいますけど、参加者の心に響くメッセージはなかなか出せないようです。

4 みんなが好きなことを知っている

参加者が、とても盛り上がる曲、盛り上がる動き(快適な突きと蹴りのコンビネーションなど)があります。私は、若い頃よく聞いた洋楽などが出てくると、たとえ疲れ切っていても、もう一度パワーが湧いてくるような気がします。心と体は一体なんだと感じます。

プロのインストラクターは、みんなが好きで、盛り上がるところを、確実に押さえていて、うまいタイミングでそれらを使うのです。


プロのインストラクターと新人インストラクターの違いを見てきました。分野は違えど、いろいろなところに、学ぶチャンスや素材はあるんだなあと思います。


★1 マリリー・スプレンガー(2022)『感情と社会性を育む学び(SEL) ー子どもの、今と将来が変わる』新評論. 

2023年5月14日日曜日

対話のパワー 「対話の5基礎力と」による職場の学習を深化


 

4月からはじまった新学期も早いので1ヶ月が立ちました。新たな学級や学年、学校が徐々に落ち着いてきた今、様々な学校行事の企画や運営がスタートしてきました。個人面談、宿泊行事、運動会など学校行事が相次いで行われる中、何かと忙しさに追われてしまいます。

 

本来ならば、日々の授業の準備や振り返りに十分な時間を確保したいものですが、現実はそうはいかないものです。この忙しさは身体だけに限定されません。何かに追われる日々は、時間だけでなく、心の平穏さも奪ってしまいます。この5月から6月にかけて、ちょうど職員間の緊張感も高まる時期でもあります。この緊張感は、多忙な仕事内容により互いへの配慮が欠けてしまうことが一因かもしれません。また、教員同士がお互いを深く理解し始める過程で葛藤が生まれ対立も増えていきます。それぞれがお互いを理解し、尊重することで、この時期を乗り越えることが重要です。

 

このような時期にこそ、互いに敬意を払いながら関わることが重要です。無意味な議論や論争ではなく、互いの立場を理解し、共に前進することが求められます。そのためには、「対話の力」が不可欠となります。

 

対話の場では、誰もが自由に思考や意見を表現できる環境が整っています。互いに学び、深く考える機会を得ることができます。対話の重要性は、意見の正しさを競うことではなく、相手の考えや思いを尊重し、聞き取ることにあるからです。その結果、誰もが安心して自身の意見を述べることが可能となります。新しいアイディアの創出、問題解決への道筋、これらはすべて、対話というスキルによって生まれます。これこそが対話の力であり、未来の成果を生み出す原動力となるのです。

 

今回紹介する効果的な本は熊平美香『ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術』(ディスカバー・トゥウェンティーワン 2023)です。ピーター・センゲの学習する組織理論をベースに多くの学習理論をわかりやすくまとめ、日本企業や教育分野での実践知を積み重ねてきた熊平さんの新刊です。

 

対話には5つの基礎力があります。

 

①メタ認知

メタ認知とは、自己の認知プロセスを視野に入れて理解することを指します。自身の思考がどこから生じたのかを振り返り、その背後にある自身の視点を深く理解することで、自己の内面を認識するのです。このプロセスは、自己理解を深め、より効果的な学習や問題解決へとつながる重要なスキルです。★

 

②評価判断の保留

対話の中で重要なスキルの一つが、評価判断の保留です。これは、自分の意見を一時的に横に置き、他者の意見に全力で耳を傾けることを意味します。自分の意見に固執したままでは、対話はただの忍耐試験になり、創造性は育まれません。評価判断を保留することで、多様な意見に触れ、新たな視点から学ぶことが可能となります。これは、共通理解を深めるための重要なステップであり、同時に個々の視野を広げる機会でもあります。

 

③傾聴

メタ認知と評価判断の保留が自己の視点に焦点を当てていたのに対し、傾聴は他者のメンタルモデルに注目します。これは、他者の考えがどこから生じ、どのような価値観や視点から物事を判断しているのかを理解するプロセスです。傾聴することは、相手の内面を理解することを意味しますが、必ずしも相手の意見に賛成する必要はありません。むしろ、異なる視点を持つ他者の考え方や感じ方を理解し、それに対する自身の理解を深めることが目指されます。このプロセスは、相手を尊重し、対話を深化させるために重要なスキルです。

 

④学習と変容

対話を通じて何を学び、自身の考え方にどのような変化が起きたのかを理解することが、学習と変容のステップです。これは対話の重要な成果であり、自己の成長と理解の深化につながります。しかし、学習と変容は自己の内面で起こるものなので、意識的にそれに目を向けないと自覚することが難しい場合もあります。そのため、対話の後には振り返りを行い、自身の学びと変化を確認することが重要です。これにより、自身の成長を実感し、次の対話へとつなげることができます。

 

⑤リアルタイムリフレクション

対話中に自己の内面で起きていることを現在進行形で振り返ることを指します。これにより、対話からより深く、そして多くのことを学ぶことが可能となります。これら5つの要素は順番に実施するものではなく、対話の中で同時に活用することが重要です。これらの実践を通じ、自身の内面で起きていることを意識し、それを活用することが、対話から最大限に学びを得るためには欠かせません。

 

 

 

職場で対立が生じたり、他者と意見が合わない状況が発生した場合、対話を促進するためにまず必要なのは、振り返りです。自分の考えや意見がどのような経験、感情、そして価値観に基づいているのかをメタ認知することから始めてみましょう。このように自己の内面を深く探ることで、初めて他者の視点や多様な意見を理解するためのマインドセットが整います。自己理解は他者理解への第一歩とも言えます。対話の中で自分自身と他者を理解し、建設的な関係性を築くことができます。

 

対話の基本力を身につけることで、多様な意見を共有し、それらを新たなアイディアに昇華することが可能となります。一バラバラに見える意見も、対話を通じて一つにまとめることができます。これは、意見の対立を恐れず、むしろ歓迎する姿勢があるからこそです。また、過去の成功体験に固執することなく、他者の視点から学ぶことができます。そうすることで、思考の枠組みを変えることが容易になり、一人一人の問題解決能力が向上します。周囲の人々と共に対話力を磨き、望む未来を自分たちの手で創り上げる実践を進めましょう。対話は、チーム全体の力を引き出し、新たな可能性を開花させる強力なツールなのです。

 

★メタ認知について

補足として、対話の基礎力を形成する最初のメカニズム、メタ認知について説明します。これは、自分の思考がどのように生まれてきたのかを自問自答し、自己の内面を上から見下ろすように俯瞰する行為です。意見はその根底にある過去の経験を通じて形成され、特定の視点やメンタルモデル(物事の捉え方)が必ず存在します。このメタ認知の過程では、自己の内面を客観的に、そして多面的、多角的に振り返ります。これにより、自己理解を深め、より良い対話のための基盤を築くことができます。

 

この振り返りを行うために、認知の4点セットが必要です。意見、経験、感情、価値観です。自分の意見の背景に、どのような経験や感情、価値観が存在しているのかを知ることで、自分の内面をメタ認知にすることができます。 自分の意見がどのような経験や感情、価値観に基づくものなのかを知ることで、対話がより深いものになっていきます。なぜそう考えるのかを自分に問いかけてみましょう。基本的な問いとなります。どのような意見を持っていますか。その意見の背景にはどのような経験がありますか。その経験にはどのような感情が紐付いていますか。その意見の背景にはどのような価値観やものの見方がありますか。これは自分の内面を目玉にすると同時に、他者の内面も理解することも期待 されることとなります。

 

振り返りを行うためには、認知の4点セットが必要です。意見、経験、感情、価値観。自分の意見の背後にどのような経験、感情、価値観が存在するのかを理解することで、自分の内面をメタ認知的に把握することができます。自分の意見がどのような経験や感情、価値観に基づいているのかを知ることで、対話はより深い次元に達します。自己に対して「なぜそう考えるのか?」問いかけます。

・あなたがどのような意見を持っているのか?

・その意見の背後にある経験は何か?

・その経験に連動する感情は何か?

・そしてその背後にどのような価値観や視点が存在するのか?

 

これらのことを自問自答してみてください。このプロセスは、自己の内面を明らかにするだけでなく、他者の内面を理解するための鍵ともなります。

 

さらに振り返りに興味ある方は熊平美香『リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術』(ディスカバー・トゥウェンティーワン 2021)もおすすめです。




 

 

 

 

2023年5月7日日曜日

「個別化された学び」とはなんで、どうしたら実現できるのか

 共訳者の一人、かえつ有明中・高等学校の英語およびサイエンス科(プロジェクト学習)担当の田中理紗先生が新刊『学びの中心はやっぱり生徒だ!――「個別化された学び」と「思考の習慣」』の紹介文を書いてくれました。

 同じ年齢の子どもたちが、教室という場に集まり、全員が決められたことを同じように学ぶ。そんな工場のような、効率性を重視した仕組みが学校教育という場にそぐわないということに、私たち教員はずっと気づいていたのではないでしょうか? 変化と不確実性の時代の中で、日本の教育も少しずつ変わりはじめ、徐々に「個別化された学び」に類する取り組みや実践が広がり始めていることを感じています。

 実際に文部科学省のホームページでも「個別化された学び」に類する「個別最適な学び」に関する記述もあります。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01491.html

 ところが実際の学校現場では、「個別最適な学び」を含めたこのような取り組みが、うまくいっている事例が多いとはいえません。それはなぜなのでしょうか?

 実は本書で紹介されている「個別化された学び」は、文部科学省の「個別最適な学び」とは少し(だいぶ?)質感が異なります。というのは、実際のところ、学びを「個別化」しただけで、子どもたちが学びに向き合えるようになるかというと、必ずしもそうなるわけではないからです。

「個別化された学び」を本当の意味で実現していくためには、学びに対するより深い理解が必要です。カリキュラムはもちろん、教師と生徒の関係性、環境、フィードバック、そして今回の大事なテーマでもある「思考の習慣」https://bit.ly/3XZmfbhを育んでいくことがとても重要です。この「思考の習慣」は「習慣」という言葉の通り『身につけなさい!』と声をかけることによって身につけられるものではなく、まずは教師自身がモデルとなり、示していくことはもちろん、小さなステップを積み重ねながら、教室の中で少しずつ育んでいくものです。

 本書は「個別化された学び」を本当の意味で実現させるための「思考の習慣」をどのように育んでいくか、その第一歩を踏み出す、そんなきっかけとなる一冊です。近年の探究学習の広がりにより、生徒に「個別化された学び」の時間を提供しようとしても、「何にどう取り組んだらいいかわからない」と話す生徒がいたり、やる気がないように見える生徒がいたり、表面的な調べ学習で満足してしまったり、ということも皆さんの周りでも、起きているのではないでしょうか? そして、そもそもそのための時間や仲間をつくる難しさを抱えていたり、実施するための方法がわからずに躊躇したりしている教師の皆さんもいらっしゃるかもしれません。

そこで、「思考の習慣」を中心に考えていくことで、これらのことを解決するためのヒントがみつかるかもしれません。本書を使いながら、探究学習や「個別化された学び」について是非もう一度考え、そして新たなステップを歩み始める機会になることを祈っています。

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