2015年4月5日日曜日

新年度の諸計画について


 4月になりました。新年度は、最初の職員会議で様々な分野の年間計画や役割分担が決められることと思います。毎年、同じようなことをやっていると新鮮味も薄れて、ただのルーティンワークになってはいないでしょうか。


 3年前のこの「PLC便り」でも、この問題を取り上げています。


 
  その中に次のようなくだりがあります。

 「今からでも間に合います。本当に実現したい/行動を 
 起こしてほしいなら。ぜひ、子どもたちや教師の声と意見を反映したビ 
 ジョン、目標、そして計画に差し替えてください。   
 具体的な反映の仕方は、『校長先生という仕事』(平凡社新書)のビジョンづくりの章(147~161ページ)と『効果10倍の学びの技法 ~ シンプルな方法で学校が変わる』(PHP新書)の「親も生徒も参加してつくる学校の教育目標」(188~193ページ)が参考になります。
   ポイントは、絞り込むことです。と同時に、つくる過程こそが大切だという 
 ことです。」 
 
 もう動かしようがないものもあるかもしれませんが、まだやる気さえあれば変えることのできるものもあると思います。「計画は作っておしまい」ではなく、「作る過程も大切に」することが重要です。

 今日は私の勤務する大学でも入学式がありました。

今年のセミナーは1年生を担当するので、彼らとの出会いが楽しみです。小学校教員を志望して入学してきた彼らを精一杯応援していこうと思います。

 入学式が終わってすぐに、教育情報化に関する産学協同セミナーに参加しました。

この中で、「OECD国際教員指導環境調査」の結果概要が紹介されていましたが、「主体的な学びの引き出しに自信をもつ教員」の割合が、参加国平均が80%前後に対して、わが国は20%以下でした。本当にこの問題は早急に改善していきたいものだと改めて思った次第です。   
 

OECD国際教員指導環境調査 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/Others/1349189.htm

 

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