2015年7月5日日曜日

生徒たちがよく学べる先生とは


誰にでも、
あの先生からはよく学べた。
一方、あの先生からはあまり(何も?)学べなかった。
という人がいると思います。

前者(いい先生)の要素を整理すると・・・・、
(○×をつけてみると、自己チェックができます!)

1教えるのが好き(楽しんでいる) ~ 情熱をもっているから、そのための準備もいとわない
2生徒たちのことを心底気にかけている ~ 子どもが第一。
3生徒たちとの接点を見出せる ~ 関係が築けないで教えることは容易ではありません。
4枠(習慣)の外に出て考えることができる ~ 何事も例外はつきもの! ある生徒に通じることが、他の生徒に適応できることは約束されません。
5コミュニケーションが図れる ~ 生徒たちとはもちろんのこと、保護者と同僚たちとも。
6受身的ではなくて、能動的(前向き)
7常によりよい実践を求め、かつ試し続けている ~ 教師が成長し続けていないで、生徒に求めることは困難!
8授業の目的を達成するための適切な資料や媒体を常に探し、かつ使っている ~ 同じもの(=教科書)が必ずしも常に適切とは限らない!
9生徒たちに努力すれば達成できるレベルのチャレンジを提供する ~ 生徒たちの能力を信じている
10教える内容を生徒たちが理解できるレベルで説明/提示することができる

逆に、後者(=「あまりよくない」先生というか「ふがいない」先生)の要素を出すことも、難しいことではありません。(生徒や保護者たちは、確実にしています! 校内研修等で、自分たちで出してみる価値があるかもしれません。→いい学校や授業のつくり方が書いてある『いい学校の選び方』中公新書の197ページを参照)

10の要素を、別な言葉で言うと、これまでに繰り返し紹介している「学びの原則」を理解し、実践しているか否かということになります(『いい学校の選び方』の131~135ページでも紹介)。

さて、自己チェックの結果はどうでしたか?

10個全部○だと、完璧です。
8つ以上だと、かなりいい線いっています。
5~7は、まだ努力が必要です。
2~4は、相当の努力が必要です。
1以下は、・・・・・・・。

7以下の方は、個別にサポートしますので、pro.workshop@gmail.comにメールをください
8~9の方でも希望があれば、サポートします。

出典: http://teaching.about.com/od/pd/a/Qualities-Of-An-Effective-Teacher.htm および 『いい学校の選び方』の199~201ページと130~131ページ

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