2014年11月9日日曜日

いい先生がもっている11の習慣


 教えることに情熱的に取り組んでいる先生は、誰にとってもありがたい存在です。他の先生たちのインスピレーションとなる先生ですし、多くの子どもたちが教えてほしいと思う先生ですから。あなたは、そのような先生ですか? あなたの周りにそのような先生はいますか? 
そのような先生はどのような習慣をもっているのでしょうか?

1.教えることを楽しんでいる ~ あなたが教えることを楽しめていなかったら、子どもたちは学ぶことを楽しむことは困難!

2.違いを生み出している ~ 安心・安全と思えるだけでなく、特別と思えるクラス/授業を提供する。

3.プラスのエネルギーで充満させている ~ 笑顔も大切!

4.個人レベルで子どもたちをよく知っている ~ 知ることで、接点が持てる/広がる/よりよく教えられる。保護者をよく知ることも大切!

5.自分のベストを出して教えている ~ 子どもたちにそれを言うなら、自分がモデルを示していないと。

6.常に事前に計画している ~ 後手後手に回るとロスが多くなる。常に先取りして余裕を持って行動する。ひらめいたアイディアをメモし、どんどん計画に反映して実践していく。

7.オープン・マインドでいる ~ 誰も完璧じゃない。改善する余地は常にある。自分が見えないものを他人は見てくれるので、聞く耳は大切。フィードバックを活かす工夫を。

8.ベストにあわせた基準を設定している ~ 達成したい到達点がイメージできるかどうかは意欲につながるし、サポートの仕方も左右する。

9.アイディアを探し続けている ~ すべて自分でつくり出す必要はない。世界には似たような課題や目的をもって動いている人がいる!! あらゆるところから情報を得る努力を怠らない。

10.変化を受け入れている/つくり出ている ~ 計画通りにはいかないもの。柔軟に対応することが大切。特に教えるときは。子どもと接する時は。新しい校長や同僚と接する時は。

11.常に振り返っている ~ いい教師は、自分のしたこと(特に、授業)を振り返り、何はよかったか、何はよくなかったか(失敗ではなく、成長の過程!)を明らかにして、改善点を常に修正し続ける。


そういえば、いい学校のつくり方を書いた『いい学校の選び方』(中公新書、2004年)でも「いい教師」の特徴を紹介していました(199~201ページ)。

 子どもたちがもっている「いい授業」のイメージ(127~131ページ)や、私の「いい学校」のイメージ(5~14ページ)や「いい学校」がもっている特徴(30~35ページ)も紹介していました。ぜひ、比較してみてください。本が入手困難な方は、資料=リストを請求してください(pro.workshop@gmail.com)。


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