2014年8月10日日曜日

カール・ロジャーズの 効果的な教え方の紹介



 
 これまで私が集めた中で一番いいと思っているのは、カール・ロジャーズが亡くなってから出版されたFreedom to Learn(邦訳:『学習する自由』)の第3版に収録されていた表です。

  教師中心の教え方から生徒(学習者)中心の教え方まで、いろいろあります。目的や対象に応じて使いこなすことが求められます。

 右側のほとんどは、アクティビティですから、数回やればできるようになりますが、左側の多くと右側の仮説実験授業と一番下のライティング・ワークショップとリーディング・ワークショップ+それらの理科、社会、算数・数学等への応用は、身につくまでは1~3年はかかるでしょう。
 もちろん、すべてを知っていて、やれるようになれないとプロの教師とは言えない、ということではありません。少なくとも、半分とか3分の1がやれればいいのではないでしょうか? 1~3年ずつ新しいのを増やしていけばいいのですから、10~20年ではほとんど身につけられます。常に学び続ける教師でありたいです。その方が楽しいですから。

 ちなみに、この本はオススメです。私は、1995年に英語で読んだので、日本語の訳は保障できませんが。いまでも、私のトップ10の教育書に入る一冊です。

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