以下は、初版が出たときから愛読してくれている野田市の梅先生の感想です。
「今日(年末が近いある日)も『考える力はこうしてつける』を読んでいました。評価についての勉強会を冬休みの間にするためです。もう、何度も読み、手垢で薄汚れてきました。貼った付箋もボロボロです。ジャーナルについて勉強するのもいい、逆さまデザインも重要、ルーブリックも扱いたい…と、あれこれ考えています。ジャーナルとカンファランスの手法は、これからの教員に必須の技能ですね。
この本が出たときのインパクトは、『いままで、自分が求めていた教え方・授業の進め方の方向性を示すものがここにあつた!!』ということです。教員生活2年目に『仮説実験授業』を試し、その後、左巻健男先生の本を読み、キャリア教育に力を入れ、『モラルジレンマ授業』を道徳で試し…とやってきましたが、どれをやっても何かが抜けている感覚がありました。それを教えてくれた本です。『質問を考える』『メタ認知』『ウエブ図など思考ツール』『振り返り』などが欠けていました。この本で学んだことを日々実践し、振り返り、改良して実践し…と繰り返して今日まで来た感じです。あと、この本は、参考文献が丁寧に紹介されているので、一冊読むと、多くの良書とふれあうことができました。近年は、若手にこの本の一部を提示しながらアドバイスをすることが多くなりました。」
訳者がかなわないぐらいに、本を使いこなしてくれています。本の紹介文としても、実践を踏まえた内容になっています。
今回の増補版用(書店等では、新刊扱い)に、「訳者あとがき」の後に「訳者解説」★を加える過程で、自分もこの本の中で紹介されていることを、過去14年間追い続けてきたことに改めて気づかされました。
すでに、初版をお持ちの方で、「訳者解説」を読みたい方は、pro.workshop@gmail.comに連絡ください。
まだお持ちでない方で、購入希望の方には、割引価格があります。
◆
1冊(書店およびネット価格)2160円のところ、
PLC便り割引だと
1冊=1800円(送料・税込み)です。
5冊以上の注文は 1冊=1600円(送料・税込み)です。
ご希望の方は、①冊数、②名前、③住所(〒)、④電話番号を
※ なお、送料を抑えるために割安宅配便を使っているため、到着に若干の遅れが出ることがありますので、予めご理解ください。
★ この本は翻訳本ですから、当然のごとく、訳者が勝手に文章を加えることはできません。そういえば、第7章の「自己評価」では、3分の1ぐらいを、訳者の提案で付け加えていました。(もちろん、著者の了解を得て、です。)
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