2016年2月21日日曜日

人間性を育む授業とは?

前回の「●●を学ぶことによって思考力や人間性が育つような授業をしたい」という多くの先生たちの願いのもう一つの柱は「人間性」です。

ウィキペディアやブリタニカ国際大百科事典で「人間性」を見ても、まったく埒があきません。学会まであるらしいですから、永遠の課題のようです。
以下の2つのサイトなどは、ハウツーものとして、よくできているほうかもしれません。

私にとって「人間性」で大切な項目をみごとなぐらいに押さえてくれているのは、以下の表です。この表に上がっている項目をじっくり味わっていただくと、あなたがイメージしていた「人間性」をはるかに広げてくれるものが含まれているのではないでしょうか? (しかも、価値のあるものばかり!!)


(あるいは、

しかも、ある辞書にあった「人間性」の定義のように、「人間として生まれつきそなえている性質」として捉えてしまうのではなく(それでは、希望がありません!!)、EQにしても、ライフワークにしても、努力すれば身につけられるスキルとして捉えているのがいいです。

では、どうすれば、それらのスキルを身につけることができるのでしょうか?
ライティング・ワークショップ(作家の時間)やリーディング・ワークショップ(読書家の時間)を実践することは、それらのスキルを身につけることを目的に掲げなくても、自然に身についてしまう授業方法です。そんなお得な方法は、他にどれだけあるでしょうか?
その背景には、それらが「学びの原則」や「いい授業の要素」をしっかり押さえていることにあります。



0 件のコメント:

コメントを投稿