先週ここで紹介された「知識社会の学校と教師」を引き続き、話題にしたいと思います。
パートナーの指摘にもありましたが、訳文の読みにくさはかなりのものですが、それでも読む価値はある本です。
第1章の「知識社会の発展」の項では、こんな文章があります。
ICT教育もわが国の学校教育の現下の課題の一つですが、まさに世界共通の大きな課題でもあります。この文章の後に、シンガポールのこの方面での先進的な様子が語られていますが、この点でもわが国はかなり遅れを取っているようです。(もっとも国のサイズということも関係しているとは思いますが)
第2章の「知識社会を乗り越える学校と教師」では、次のような箇所があります。
まさに教師とは、「高度なスキルと判断」が必要とされる職業だと思います。専門職と呼ばれる所以です。「学び続けること」の大切さが求められる理由でもあります。
この文のすぐ前に「知識経済を乗り越える学校と教師」には、次のものが必要だと書かれています。
・人格
・コミュニティ
・安心
・包摂
・誠実さ
・地球市民としての自覚
・思いやり
・民主主義
・人間性と専門性の成熟
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