2014年1月12日日曜日

授業を変えていくためには



先週の記事に対するコメントから始めます。

 

(先週の記事からの引用)
 
多くの校長やリーダー(管理職以外の学校レベルのリーダーや教育委員会の指導主事)は、多くの教員たちが「子どもたちが主役で、主体的に学ぶ授業」ができていないことを知っている。教科書をカバーする授業が横行していることを。・・・(引用終わり)

 

これまで私自身も「子どもたちの主体的な学び」という言葉を数多く発してきましたし、また頻繁に耳にしてきました。研修会などでは必ず出てくる言葉ですし、指導主事を招へいした研究会では必ず言われることだと思います。日本の子どもたちの教科に対する興味関心の度合いが低いことは国際学力調査などで度々指摘されることですが、このことは裏返せば、「子どもの主体的な学び」が実現していないことを示しています。表面的・形式的な「主体的学び」では意味がありません。「教科書をカバーするだけの授業」は以前よりは少なくなってきつつあるとは思いますが、それでも相当数の教室では日常的に「教科書をカバーする授業」が続いています。

 

最近、小学校の英語を3年生から始めるということや高校で日本史を必修化するという話を聞く度に、教師の教え方が変わらなかったら、内容をどうしようが何も変わらないではないかとつくづく思います。

 

教科書をカバーする授業から抜け出るために、まずカリキュラムづくりから始めてはどうでしょうか。各学校にはそれぞれ各教科等の指導計画が用意されていると思いますが、それを利用するだけでなく、ぜひ自分で担当する教科のカリキュラムづくりを行ってみるとよいと思います。年間のすべての単元でいきなりは無理にしても、いくつかの単元に手をつけてみるところから始めてはどうでしょうか。教科書も数ある指導資料の一つと考えて、目の前にいる子どもたちがよく学べるようにするには、どんな課題、発問を用意して、どんな資料を使えばよいのか、そんなことをいろいろと考えるのが、教師の仕事の面白味の一つだと思います。
 
今、都市圏の小中学校では団塊世代の教職員の退職で、若手の教師が増えていますが、若手の研修というか、自己研修で取り入れてほしいものです。「忙しくて、そんな余裕がない」と言われてしまいそうですが、そこは管理職の出番です。また、不幸にしてそういう上司に恵まれない職場にいる人は、自分で仲間を作りながら、ぜひ追究してほしいと思います。

 

 

 

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