2016年1月10日日曜日

教師にオススメの教育書以外の本

『「読む力」はこうしてつける』の第1章では、本を読むことの効用について分析しています。

「読むことが可能にしてくれることは?」という問いには、
①多様な満足  → 楽しむため、豊かにするため
②人とのコミュニケーション
③知識や情報(や体験)の獲得
④読む力と書く力の向上
⑤思考力の向上
⑥態度面の成長 → 生きるため、成長するため
⑦生きる糧
がリストアップされています。
「あなたにとって“読む”とは?」という質問も投げかけています。あなたは、どう答えますか?

もちろん、教師として上記の③と⑦に焦点を当てた教育書を読み続けることは不可欠です。(日本語で読めるいい本が絶対的に少ないのは、とても悲しいことですが。)★

今回紹介するのは、(上記の①~⑦ほぼすべてに当てはまる?)アメリカの教育サイトに紹介されていた6冊の教師にオススメの教育書以外の本です。

1.ハーパー・リーの『アラバマ物語』 ~ これに匹敵する日本の作家による本は?
2.Steven Naifeh and Gregory White Smith の『Van Gogh : the life ~ この著者2人のペアの本はすでに3冊も翻訳されていますが、残念ながらこの本は未訳です。
3.ウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』 ~ Appleのジョブズの本はたくさん出ていますが、ジョブズ本人が依頼して書いてもらったのは唯一これだけです。
4.ウォルト・ホイットマンの『草の葉』 ~ 日本の詩でこれに匹敵するのは?
5.シェル・シルヴァスタインの『おおきな木』 ~ あなたの一冊の絵本は?
6.ランディ・パウシュの『最後の授業』 ~ 動画で見られます。まだの方はぜひ。


そこで、あなたの「教師にオススメの教育書以外の本」をpro.workshop@gmail.com宛にぜひ教えてください。
一冊でも、二冊でも、それ以上でも。よろしくお願いします。(集まった本を、共有します!)
  

★ それに対して、欧米の教育書には①~⑦をすべて満たしている本も少なくありません。たとえば、カール ロジャーズの『学習する自由』第3版や、エリン・キーンの『理解するってどういうこと?』などです。


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