「宿題」という言葉を聞いて、あなたはどんなことを思い出しますか?
楽しい思い出はありますか? それとも、やりたくもなく、意味も感じられない「苦役」をやらされた思い出でしょうか?
本書には、子どもが主体的に取り組みたくなるような、ワクワクし、そして継続的に自分の意志で(中には、なんと2年間も!)取り組み続けたくなるような宿題/家庭学習がたくさん紹介されています。
日本では、宿題を学校や教師は出すのが当たり前であり、子どもたち(や、場合によっては親も!)はやるのが当たり前、ということになっているので、宿題論議は存在しませんが、アメリカを含めて欧米では宿題論争が華々しく展開し続けています。それは宿題が大きな問題を抱えている証★です! その中で私たちがもっともおすすめするものを選んで訳すことにしたのが本書です。
著者の一人は、「小学校に通う子どもがテスト対策のためという理由だけで、意味があるとは思えない宿題でカバンをいっぱいにして帰宅するということほど愚かなことはない」と言い切っています。
さらに著者たちは、「宿題(家庭学習)は、教育においてもっとも誤用されているツールです。あまりにもたくさんの矛盾する考えが、宿題という枠組みのなかに組み込まれています(中略)生活と直接関係しない宿題を出したときは、生徒の時間の価値を貶めているだけではなく、学ぶことの価値も軽んじていることになります」と指摘しています。
本書は、教師、保護者、そして生徒に対して、「宿題はもういらない」というメッセージを伝えるために書かれたのではありません。宿題に対する伝統的な見方を改め、私たちが生徒だったときに経験したものよりもはるかにエキサイティングで、意味のある宿題/家庭学習の新たな見方とやり方を可能にするために書かれたものです。
◆ 割引情報
1冊(書店およびネット価格)2592円のところ、
PLC便り割引だと 1冊=2200円(送料・税込み)です。
5冊以上の注文は 1冊=1900円(送料・税込み)です。
ご希望の方は、①冊数、②名前、③住所(〒)、④電話番号を
※ なお、送料を抑えるために割安宅配便を使っているため、到着に若干の遅れが出ることがありますので、予めご理解ください。
★ 日本では、問題があるのにそれに気づけない状態が続いているという証となっている? こちらの方が問題ははるかに深刻!!
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