2017年7月16日日曜日

学会発表、研究発表、指導案検討


とかけて、何と解く? その心は・・・

    「世間」の産物、つまり世間の外では使い物にならない!
     a. 建前ばかりで、本音がなし。b.研究ばかりで、実践の改善なし。c.さらには、つじつま合わせで、中身なし。d. 研究者/教師ばかりで、教師/生徒(主役)が不在。
     a. 今週日曜日の都議選★や国政選挙を含めた投票のブレ具合、みんなが思考停止。★★ b. すべては1週間で、残りの4年間は何もなし。c. そもそも選択肢が提供されない!政治が全く機能していない。

ちょうど、都議選の結果が出た日に、以下のようなメールをある大学の先生に送っていたこともあって、タイトルのようなことも合わせて考えてしまったのです。

◆◆さんの学会発表を読ませていただいての印象は、研究というよりは、
あくまでも実践を研究的な視点で振り返ってみました、という感じと捉えました。

と同時に、いいものを普及するという観点から出発することが大切なのではとも思いました。

そもそもの目的自体が問われていると思いました。
①自分の授業レベルなのか、周りに存在する中・高(小も含める? 広くは全国!)の先生たちにインパクトのある実践を紹介することなのか、学会の参加者/研究者仲間にそれなりに評価されることなのか。
理想は、全部ということかもしれませんが・・・
(他には、目的として考えられることはありますか?)

私は、こそを大事にしてほしいと思います。
どうせ時間とエネルギーを費やすのですから。

なしで、があまりにも多すぎる状態が続いているので。
この辺が、前にも阿部謹也さんを引いて紹介した学者/研究者の「世間」の
ひずみのようなものを乗り越えてほしいという私の期待があります。
を目的に設定するなら、学会での発表は当然、終着点にはなりません。
そこで発表したところで、普及の役には立ちませんから。

一方で、最初から普及のことまで考えていたら、安易な実践や研究は
やれないということになる可能性も大です。
思い付きレベルでスタートするのではなくて、かなり周到な準備というか、
チームで構想をしっかり練るということが必要かもしれません。
私は、日本の蓄積に乗っただけの実践ではインパクトになりえるものは
果てしなく難しいと思っていますから、海外の情報も事前に把握して
おくことが不可欠です。

どうも、学会の発表項目を見ていると、思い付きレベルが多すぎる気がするのです。
そして、を考えているものを見出すのは、至難の業です。

これを読み直したら、これってタイトルの残りの2つの研究発表と指導案検討に、そのまま言えてしまうように思えてしまったのです(他にも、学校でしていることの多くに言えるかもしれません。例えば、授業?)。違いますでしょうか?

長年習慣的にやられているから、お付き合いでするのか?
それとも、価値があるからやるのかでは、そのプロセスで学ぶものも、結果として得られるものも、まったく違ったものになります。コミットメントのレベルが違いますから。


★ これを書いたのは、7月3日でした。

★★ みんないったい何を基準に投票しているのでしょうか? ムード? ○○チルドレンをつくりたいから? 


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