2017年7月9日日曜日

『好奇心のパワー』オススメします!


綾瀬市の小松先生が、以下の文を送ってくれました。


オススメポイントは、3つです。

自分自身の仕事・プライベートでのコミュニケーションのあり方を振り返ることができます。
 具体的なエピソードでとても分かりやすく例が書かれていて、自分自身に置き換えて考えることができます。むしろ、必ずそうしてしまいます!自分はどうかしら、ああ、こんなことあったっけな〜・・・みたいに。

仕事とプライベートの両方で、活かせるコミュニケーションのスキルを身につける術がわかります。
 じゃあ、具体的にどうすればいいの!?という疑問に即座に答えをくれます。あまりに具体的に自分を振り返り、自己嫌悪した後に(笑)、これを教えてもらえるので、すぐに実際にやってみることができます。簡単にマスターできる技ではありませんが、ああ、こういうのを繰り返してやってみたら、できるようになるのかもしれない、という手応えを感じられます。

自分自身に向き合い、自らの価値観や望みを明らかにすることができます。
 普段、自分に真剣に向き合う時間って、なかなか取れないです。育児なんかしてるとなおさらです。でも、その機会をくれる本です。なぜなら、好奇心のパワーを使いこなすには、自分自身をよく知る必要があるからなんです。これは、なかなかの癒しになります!やっぱり、他者に好奇心をもってコミュニケーションを取ろうとするっているのには、パワーがいります。そのためには、自分自身をよく知るとともに、自分で自分を癒すことが必須です!と、思いました・・・。

 この本で、私が最も「ビビッ!」と感じたのは、第2章の「今ここ」に集中する という部分です。
すべて、仕事でもプライベートでも、自分に思い当たり過ぎて、なんだか「すみません」っていう感じでした。知識だけあっても、実践が伴わないと、ほんとだめだなあと感じました。傾聴って、やっているつもりだったけど、まったくできていない。そこに気付くことが第一歩。その一瞬をあせったって、何も変わりやしない。でも、そこで立ち止まって目の前の人に傾聴すれば、大きな変化が生まれるかもしれない。やっと、傾聴の意味がわかった気がしました。

 最後に感じたことは、私自身が、私の価値観をしっかりと把握し、受容し、大事にすること、そして、私自身のケアを怠らないことです。好奇心のパワーを使いこなすためには、自分の心に余裕が必要。自分自身を認め、大切にすること。それが一番大事!と、肝に命じようと思いました。
 仕事と家事育児でなかなかすぐには読み終えることができなかったですが、明日から、子どもたちへの言葉のかけ方、話の聞き方、プライベートでの家族との会話を、ちょっぴり変えていこう、と思うことができました。


この本をまだお読みでない方は、夏休み中に読む本の一冊に加えてください。(というか、成績づけが一段落したら、読み始めてください! 善は急げ、です。その際、仲間一人か二人と一緒にブッククラブ形式で読み合うと、読みが広がり/深まります。いい本は、「本を読むには二人が必要」(『リーディング・ワークショップ』の40と73ページ)だからです。)


 『ようこそ、一人ひとりをいかす教室へ』(トムリンソン著、北大路書房)をまだ読まれていない方は、こちらも夏休みに読む本としては最適です。夏休み明けの授業の仕方が変わりますから。そういう本は、意外と少ないです!


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