2024年12月22日日曜日

チームスポーツで金メダルを獲得するためのマインドセット・5つの特徴

 学校を含めた、多くの組織が職場の文化を偶然の成り行きに任せてしまっています。以下に紹介するのは、金メダルに値する結果を達成するための5つの特徴(原則)です。

 その5つとは、

・最も重要なことを明確にする ~ つまり、目標ないし目的(達成したい結果)を明確にします。

・オープンさと率直さにコミットする ~ 互いの視点や経験を共有し、学び合い、聴き合い、最も重要なことを達成するために一緒に働く環境を意図的に作り出すことを意味します。ベースには、互いに信頼し、尊敬し合う関係が不可欠です。

・コミュニケーションを強みとする ~職場の誰もが組織の成功に真摯に貢献できる場にするために、全員が自分の役割ややれることを果たすことを意味し、上記の2番目の特徴を能書きとしてではなく、常に実施している状態です。

・共有されたオウナーシップ(所有権)の力 ~ 組織の一人か二人だけが目標達成のために努力しているのではなく、たとえどんな役割を担っていようと、メンバー全員が自分は貢献しているという意識をもてるようになっていることです。

・「勝者モード」と「愚痴モード」の違いをわきまえて、前者を選ぶ ~ 金メダルのマインドセットを受け入れる人々は、常に「勝者モード」で行動することを選び、「愚痴モード」で過ごす時間を最小限に抑えるという一貫した選択をします。「愚痴モード」を選んでしまうと、何かを達成できない理由に焦点を当て、過ちを探し、他人を責める必要性を感じる傾向があります。結果的に、自分たちは無力で停滞しているように感じます。このようなマインドセットは、特に急速な変化やイノベーションが常態化している現在では、学校や教育委員会などの組織にとって有害です。「勝者モード」で運営している組織は、前例踏襲や現状維持の真逆の、学び・成長・進歩に焦点を当てています。これらの組織は、挑戦や障害を恐れません。

これまでに紹介したすべてが勝者になるには(目標達成には)不可欠ですが、私たちは「愚痴モード」の入りやすい傾向があります。制度レベルへの影響力を感じにくい状況に置かれているからでしょうか? 私たちは、人生や仕事において積極的で前向きな態度を取るか、それとも否定的で後ろ向きの態度を取るか常に選択をもっています。

 

最後に、ChatGPTに両者の違いについて尋ねた結果を紹介します。

Winner Mode(勝者モード)

  • 積極的・前向き: 挑戦や困難に直面したとき、それを成長の機会として捉え、自分がコントロールできることに集中する。
  • 責任感: 結果に対して責任をもち、自分の行動が未来を形づくると認識する。
  • 建設的: 問題に対する解決策を見つけようとし、失敗してもそこから学び、次にいかす。

Whiner Mode(愚痴モード)

  • 否定的・受動的: 困難や逆境に直面したときに、それを不公平と感じ、他人や環境を責める。
  • 被害者意識: 自分の問題や不満を他者のせいにし、自分の状況を変えようとする努力を怠る。
  • 消極的: 失敗や問題に対して愚痴をこぼすだけで、改善や解決に向けた行動を取らない。

 この「勝者モード」と「愚痴モード」は、昨日別のブログ(https://selnewsletter.blogspot.com/2024/12/blog-post_21.html)で紹介した「成長マインドセット」と「固定マインドセット」と似ているというか、同じと捉えられると思いませんか?


出典:https://www.chieflearningofficer.com/2024/08/05/5-traits-of-a-gold-medal-mindset/

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