昨年度末で退職した校長3人+県の教育委員会に長いこといた元指導主事の人と以下のようなやりとりをしました。
最近とみに感じることは、校長で教職員とコミュニケーションが図れる人が
いないのではないか、ということです。
両者が、別世界の住人という感じすらします。
それぞれが、領域を侵してほしくない、という関係です。
違いますでしょうか?
「同じ構造は、教師と生徒、教育委員会と学校、文科省と教育委員会、教育センター長と職員など、すべての間に存在していると思います。
コミュニケーションがとれないのでは、何も変わりようがありません。コミュニケーションをとろうとさえしない人が圧倒的多数ではないでしょうか? その方が楽ですから。」
という内容まで付け加えましたが、だれも反論する人はいませんでした。そして、こんな反応をくれた人も:
「別世界の住人」という言葉は言い得て妙だと感じます。
本当は同じ目的に向かって歩むべき人たちなのに、
敵味方のようになってしまうのですよね。
コミュニケーションはすべてのベースです。(夫婦や親子関係ですら?!)
それがないと、何も生まれませんし、変わりません。
コミュニケーションを図る方法はいくらでもあります。
たとえば、インタビュー、ブッククラブ、哲学クラブ・・・
なんとかしたいという方は、ぜひ『効果10倍の学びの技法 ~ シンプルな方法で学校が変わる』(PHP新書)と『「学び」で組織は成長する』(光文社新書)をお読みください。
でも、問題は知識やノウハウではないんだと思います。
コミュニケーションを本当に図ろうとする姿勢というかスタンスの問題が、少なくとも8割方は占めている気がします。
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