2016年9月11日日曜日

ブログを書こう!


 ブログを書き続けることのメリットは、書き続ける本人にとってはもちろんのこと、それを読む読者たちにとっても極めて大きなものがあります。

・まず自分の実践を文字化/見える化することで、客観的になれます。分析的になれるというか。
・常に考え続けることにもなります。何を書くか。
・想定する読者のことも意識します。
・よりいいことを書きたいので、よりいい実践をすることを自分に課すことになります。

ここまで書いて、似たようなリストを前につくったことを思い出しました。
『「学び」で組織は成長する』の第1章「一人でできる学び」の最初の事例として紹介した「ジャーナル」の中にありました。
以下は、その(36~37ページ)コピーです。

ジャーナルは非公開ですが、ブログは公開という大きな違いはありますが、得るものはほとんど同じと言っていいと思います。(読者からの反応があるのは、ブログの大きなメリットです!)

従って、書かない限りは、これらはすべて得られないことを意味します。
それは、極めてもったいないです!
(イヤ、書かなくても、似たようなことは考えているとは思います。しかし、記録に残さないので、記憶にも残らないだけ、という気がします。従って、記憶に残すためにも、書くことは大切です。記憶に残らなくても、いつでも、見返すことができます! そしてブログなら、自分だけの財産ではなく、共有の財産になるのですから、恩恵を受ける人の数はジャーナルの比ではありません!)

38~39ページには、書き方のアドバイスまでしてありました。


ブログを書くことで、近い将来子どもたちがもつことになる電子ポートフォリオ(紙媒体のものをファイルに入れた従来のポートフォリオではなく、すべてを電子化したもの★)のモデルづくりの練習にもなります。

今回の記事を書く気になったのは、
を見たからです。★★
なんと、教師によるブログの賞まであるというのです。
ブログの質は、確実に実践の質を反映し(あるいは、影響し)、それが共有されることで全体の教育の質に影響していきます。
逆に、その数が少なかったり、質が高くないと、逆の状況に陥っていることを意味します。
そうならないためにも、皆さん、ぜひブログを書きましょう。それも高品質のものを目指して。


★ ちなみに、これがあると従来の成績表が必要なくなります。(いまも、すでに価値をほとんど失っており、教師を多忙にしているだけですが・・・だから「なくしましょう」と言っても、なくなるはずもなく・・・しかし、①子どもたちの学びに貢献し、②教師の指導を改善し、③成績表よりもはるかに保護者たちにも分かりやすく、④教師のものは人事考課にそのまま使うことができる媒体が登場したら、誰も反対のしようがありません!)

★★ 他にも、「blogs by writing teachers」「blogs by reading teachers」「blogs by school principals」「blogs by school leaders」などで検索すると、おもしろいブログがたくさん見つかります。 (当然のことながら、これだけあると、見極める力が求められます。どれは読む価値があって、どれはないかの。もちろん、その前提としての英語力もですが。)日本語でも、これらと争うような内容のものが早く増えることを祈っています。




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