2014年1月5日日曜日

従来のやり方 vs PLCのやり方


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新年早々、しばらくぶりにPLCの本を読み直しました。

Professional Learning Community at Workという本が、1998年に出て(これは、著者の一人のRichard DuFourという人がある教育委員会で教育長をしていた時の実践をまとめたもの)、それに感動し、2001年には訪ねました。
今回読んだのは、その普及版とも言えるLearning by Doing: A Handbook for Professional Learning Communities at Workです。

大筋をまとめると、以下のようになります。

多くの校長やリーダー(管理職以外の学校レベルのリーダーや教育委員会の指導主事)は、多くの教員たちが「子どもたちが主役で、主体的に学ぶ授業」ができていないことを知っている。教科書をカバーする授業が横行していることを。
では、どういうふうにしたら、その大事な方法を身につけてもらえるかということになると、皆目わからない状態が続いている。如何せん、本人たちも「子どもたちが主役で、主体的に学ぶ授業」を体験したことがないので。その結果が、数十年もの長きにわたって効果があるわけでもないイベントとしての校内研修や研究授業をやり続ける最大の理由。それが、習慣だから、それ以外のものがあるとは思えないから。

PLCを実践している、とはどういうことか?
     学ぶことへの焦点
     チーム
     探究 ~ スキルとキャパシティを向上し続ける
     改善しながらの実践 ~ 現状打破
     結果指向(単にテストだけではわからない!) = 形成的評価の理解と実践

以下、従来のやり方とPLCのやり方をわかりやすく比較したものを表の形で提示します。(参考: Learning by Doingの249~251ページ)

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※ この表への疑問・質問、あるいは感想がありましたら、pro.workshop@gmai.comにお寄せください。なお、評価の項目の「多様な評価法が使われる」について詳しくは、『テストだけでは測れない!』 (NHK生活人新書)をご覧ください。テストよりもはるかに効果的な評価法がたくさん紹介されています。

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